「アディーレ」は、テレビやCM、ネットで人気の法律事務所で、全国に65拠点以上(2023年3月時点)を展開しています。アディーレの退職代行サービスってどうなんでしょうか。
口コミを調べてみると、良い口コミから悪い評判までいろいろありました。ここではあくまでも中立的な立場で嘘なく真実を伝えていけたらと思います。
「アディーレの退職代行」に依頼しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
アディーレの基本情報

運営元 | アディーレ法律事務所 |
運営タイプ | 弁護士 |
運営元ホームページ | https://www.adire.jp/ |
料金/正社員 | 77,000円(税込) |
料金/アルバイト | 77,000円(税込) |
支払い方法 | 銀行振込 |
返金保証 | なし |
相談方法 | 電話 / メール |
受付時間 | 朝9時~夜10時 |
休業日 | なし/土日祝日も受付中 |
申込み先 | 申込みはこちら |
アディーレの基本情報をまずはご紹介しました。なお、最新の人気退職代行サービスを知りたい方は「【2023年最新】退職代行サービスおすすめ10選を人気の20業者から比較!」をまず先にチェックしておきましょう。※↑クリックできます
アディーレの良い口コミをまとめました!
まずは、アディーレの良い口コミを「インスタ」「ツイッター」を中心にその他ネット上からまとめてみました。
アディーレの良い口コミ4件
退職代行、アディーレがやれば良いと思ってたらホントに始めたらしい。
これは良いことだと思う。? 山田 太三郎 (@tasaburoyamada) October 4, 2019
サギっぽい業者が多いので、知名度の高い弁護士事務所がやってくれると安心ですよね☆
アディーレのように(良い意味で)マスプロ体制が整っていて一般消費者の知名度が高い事務所が退職代行サービスをやるのは非常に好ましいと思う。こればかりは小規模事務所ではどうしようもない。どんどんやって非弁代行業者を駆逐して欲しい。 https://t.co/QL6TqkguzF
? 暇弁@会務やめたい (@himaben1st) October 4, 2019
「伝えるだけ」の所は減っていくかもしれませんね。
アディーレに電話相談予約した
契約したら五万で退職代行してもらえる
明日か明後日退職願を出して、もしそこで断られたら契約する予定
五万だけど、弁護士に依頼と考えれば安い気がする
といってもお金が無いので身の回りの物を売って工面する? ONIGUNSOW (@mikimoto141423) September 3, 2019
この時は5万円だったのでしょうか。現在は7万円+税になっています。
費用70000かかるけども、アディーレに退職代行頼んだらすぐやめれるで。
俺前職の昭和スポコンゴミ会社やめるときに使ったけども、ほんとにすぐやめれたし会社から電話来なかった? いくずき (@w_IkuzukI_w) October 12, 2022
すぐに退職できて良かったですね!
アディーレの中立~悪い口コミをまとめました!
アディーレの中立~悪い口コミ2件を「インスタ」「ツイッター」を中心にその他ネット上からまとめてみました。
アディーレで退職代行とって有給取ってもらったのに、振込されなかったら何もできないって無休じゃねぇか
? syugyou@麻雀 (@satubatuniya) October 25, 2021
有給消化の分の未払い請求などはしてくれないようです。
有給消化のことで、
アディーレに電話したところ、・退職代行
・残業代未払いこの2つだけを取り扱ってるそうです。
不当解雇は取り扱ってないみたい。他探そう。
? くるま@pmoっぽい (@kukuruma2) January 19, 2020
不当解雇 ⇒ 辞めたくなかったのに辞めさせられた、という事ですね。退職代行とは真逆ですね。こちらは取り扱っていないそうです。
アディーレの口コミまとめ
良い口コミまとめ | 中立・悪い口コミまとめ |
---|---|
◆アディーレがやれば良いと思ってた。良いことだ ◆ほんとにすぐやめれたし、会社から電話来なかった。 ◆知名度が高い事務所が退職代行サービスをやるのは非常に好ましい。 |
▲有給取ってもらったのに、振込されなかったら何もできない。 ▲不当解雇は取り扱ってない。 |
「アディーレ」は過払い金請求で有名の法律事務所ですが、近年、退職代行サービスも開始しました。
口コミでは「すぐに辞めれた」、「有名な所なので安心」と評判になっています。
辛口コメントでは、退職後に有給消化したのにその分が振り込まれなかったけど対応はしてくれなかった、などの意見がありました。
アディーレの退職代行サービス3つの特徴
- 特徴1 : 知名度が高い
- 特徴2 : 全国に事務所がある
- 特徴3 : 分かりやすい解説動画
特徴1 : 知名度が高い

「アディーレ」は過払い金の請求で有名なので、知ってる方は多いかもしれません。大々的に宣伝・コマーシャルをやった初めての弁護士事務所ではないでしょうか。知名度の高さはバツグンです。
以前から、アディーレのような知名度の高い弁護士事務所が退職代行サービスをやればいいのに、という声はチラホラありました。退職代行という業種が流行し始めると怪しい業者がたくさん出てきたためです。
そこで近年ようやくアディーレもこのサービスを開始しました。
特徴2 : 全国に事務所がある

「アディーレ」は全国65ヶ所以上に事務所を構えています。もし退職後になんらかのトラブルが発生し、電話やLINEでは立ち行かないという時にも地元の事務所に行って相談することができるので安心です。
ただ、円満な退職になるようスムーズに話を進めてくれるのが弁護士に依頼する強みでもありますので、そのようなことは少ないでしょう。
特徴3 : 分かりやすい解説動画
アディーレはYouTubeで退職代行に関する分かりやすい解説動画を配信しています。
退職代行を初めて依頼したい方やどこに依頼したらいいのかわからない方にオススメの動画です。
アディーレの退職代行サービスを利用するメリット
- メリット1 : 契約前の相談は何度でも無料
- メリット2 : 返金保証あり
- メリット3 : 土日祝も対応
メリット1 : 契約前の相談は何度でも無料

弁護士に何かを相談しようと思うと、通常は最初の話を聞く段階から着手金/相談料として料金が発生します。ここが弁護士への相談のハードルを高くしている要因でもあります。
でも「アディーレ」では「契約前の相談は何度でも無料」になっているので安心です。
初めて退職代行を依頼する方や、そもそも退職代行を依頼すべきかどうか悩んでいる方でも懇切丁寧に相談に乗ってくれます。
メリット2 : 返金保証あり

2つ目のメリットは「返金保証あり」です。弁護士事務所の退職代行サービスで返金保証している所はほとんどありません。
弁護士が代行するので失敗することはまずありませんが、それでも依頼する側としては返金保証があると安心して契約することができますね。
メリット3 : 土日祝も対応

土日祝に働く弁護士は少ないのでこれはとても貴重なサービスです。
平日も夜10時まで相談受付けはしていますが、それよりも遅くなってしまう方は助かりますね。
月曜が近づいてくると、会社へ行くことの抵抗感が強くなってくる人は多いですが、そういった方への対応もしてくれます。
アディーレの退職代行サービスを利用するデメリット・注意点
- デメリット1 : 費用が比較的高い
- デメリット2 : 退職後のトラブルには別途費用が発生
- デメリット3 : 支払いは銀行振込のみ
デメリット1 : 費用が比較的高い

アディーレの退職代行料金は、正社員・アルバイトともに一律77,000円。
他の弁護士事務所を調べると、相場が5万円前後くらいですから費用は少し高めです。
ただし、残業代の請求を同時に依頼すると、回収できた残業代から費用を支払うことができます。
他の弁護士の退職代行 | 料金(税込) |
アディーレ法律事務所 | 77,000円 |
弁護士法人みやび | 55,000円 +回収した残業代の20% |
退職110番/弁護士法人あおば | 43,800円 +回収した残業代の20% |
デメリット2 : 退職後のトラブルには別途費用が発生

退職した後にトラブルが発生するケースが少なくありません。
会社から必要書類が送られてこない、有休を使えるといったのにその分が支払われない、最後の給料をわざわざ手渡しにして出社を強要するなど。
アディーレの退職代行サービスは退職日を完了とするので、退職後に発生したトラブルを解決してもらおうとすると、別途費用がかかってきます。
デメリット3 : 支払いは銀行振込のみ

「アディーレ」への支払いは「銀行振込のみ」になっています。
振込みのために銀行やATMに行かないといけない方は、タイミングによっては即日退職が難しくなる場合があるので、早めの準備がおすすめです。
アディーレの退職代行サービスを利用して退職する全4ステップ・利用の流れ
- ステップ1無料相談
まずは無料相談です。電話、または問い合わせフォームから相談をしてみましょう。急いでいる場合は電話がおすすめです。置かれている状況をすべて話し、自分の希望を伝えましょう。
この時点では料金が発生せず、全て無料で相談できます。退職代行サービスの詳細や見通しはこの時に説明してもらえます。 - ステップ2契約・振込み
利用を決めたら、本契約に進みます。案内などの連絡が来ますので、サービス内容をよく確認した上で、基本費用77,000円(税込)を指定の銀行口座へ振り込みましょう。
- ステップ3退職実行
担当の弁護士があなたの会社へ連絡してくれます。有給の取得交渉、離職票や源泉徴収票の請求など、退職に伴って必要な各種対応を行ってくれます。完了したら連絡が来ますので、自宅で連絡を待ちましょう。
- ステップ4退職完了
アディーレから連絡が来たら会社に退職届を郵送しましょう。会社からの貸与品があればそれも郵送で返却しましょう。後日、会社から必要書類が届いたら退職完了です。
アディーレの退職代行サービス利用の際によくある質問

- Q退職代行を弁護士に依頼する必要ってあるの?
- A
あなたの退職を認めるよう会社と交渉できる権利を持っているのは労働組合と弁護士だけです。中でも金銭に関する交渉ができるのは弁護士だけです。もし給料の未払いや残業代の請求をしたいなら弁護士に依頼しましょう。(アディーレでは別途契約が必要です。)
また最近では、一般的な伝えるだけの退職代行へ対抗策を講じる会社が出てきました。こうした策を封じるのに弁護士という肩書きはとても効果的です。

- Q本音を言うと辞めたくない…でもサービス残業はもうイヤ!
- A
アディーレでは退職代行とは別に、残業代の請求だけを依頼することもできます。その他、給料の未払いや有休取得、パワハラ、モラハラなど、様々な労務問題への対応もしています。まずは相談してみましょう。話を聞いてもらうだけでも楽になります。
アディーレをおすすめしない人
- NG1 : できるだけ費用をおさえたい
- NG2 : 弁護士より労働組合に頼みたい
- NG3 : 退職後にもめそう
- NG4 : 辞めたい以外の問題は特にない
NG1 : できるだけ費用をおさえたい
できるだけ費用をおさえたい、安く済ませたいと思っている方にはアディーレはおすすめではありません。
他の弁護士と比べると少し高めなので、特にこだわりがなければ他に安く引き受けてくれる弁護士に依頼するのがいいかなと思います。
もし、お給料の未払いや残業代の請求などないのでしたら、労働組合が運営する退職代行サービスを視野にいれてみるのも一案です。
NG2 : 弁護士より労働組合に頼みたい
弁護士に頼むのは敷居が高く感じられる、なんだか大げさに感じてしまう、という方もいらっしゃいます。
そういう方には労働組合が運営する退職代行サービスがいいかもしれません。料金もかなり安くすみます。
会社のブラック度合いにもよりますが、金銭的なトラブルがないのでしたら労働組合はおすすめです。
NG3 : 退職後にもめそう
時には退職後にトラブルが発生する場合もあります。
これも会社のブラック度合いにもよりますが、後からいろいろやってきそうな気配を感じるのでしたら、アディーレはおすすめしません。退職後のトラブル対処には別途費用が発生してくるためです。
退職後も数日間のサポートが付いている弁護士事務所が他にあるので、そちらに依頼する方がいいでしょう。
NG4 : 辞めたい以外の問題は特にない
弁護士に依頼する強みはやはり、金銭的なトラブルが解決できたり、非常識な会社にも対処してもらえるところです。そういった問題が特にないのでしたら、料金が高い弁護士に依頼する必要はあまりないのかもしれません。
確実に辞められるという安心感はありますが、労働組合が運営している良い退職代行サービスもあります。しっかり比較してご自分に合う退職代行サービスを見つけましょう。
アディーレをおすすめする人
- OK1 : 会社や上司から電話すらしてほしくない
- OK2 : 大手の有名な所がいい
- OK3 : 残業代の請求をしたい
OK1 : 会社や上司から電話すらしてほしくない
一般的な退職代行サービスでは、会社へ退職の意向を伝えると同時に、本人への連絡はしないよう申し入れをします。しかし、会社側としてはいきなりそのような連絡がくるわけですから、とにかく本人と話をしなくては、という事で電話をしてくる場合があります。
でも弁護士からの連絡となると、会社側も本人うんぬんというよりも保身が先に立つせいか、言われた要望を全面的に受け入れることが多く見受けられます。
電話すらかけてきて欲しくない、という場合には弁護士に依頼するのがおすすめです。
OK2 : 大手の有名な所がいい
弁護士に依頼などしたことがない人にとって、どこに依頼したらいいのかわからないものです。
こういう場合、やはり知名度が高い、大手の有名な所に頼むのはとても安心感がありますね。
この点ではアディーレはとてもおすすめです。
OK3 : 残業代の請求をしたい
アディーレでは退職代行と残業代請求を同時に申し込むと、回収できた残業代の中から料金を支払うことが可能になります。
他の弁護士事務所では、料金とは別に回収できた残業代の20%を支払う所が多いです。
残業代がいくら戻ってくるのか、金額によってはアディーレに依頼するほうがオトクになるケースもあります。
アディーレの運営会社情報
運営元 | アディーレ法律事務所 |
運営元住所 | 〒170-6033 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 |
運営元ホームページ | https://www.adire.jp/ |